神棚封じ
〈神棚封じ〉
ご自宅に神棚がある場合は、神棚封じを行いましょう。
神棚封じは、神様に穢れを近づけないために行うものです。神道では仏教とは異なり、死を穢れとして考えるため、私たちの状態が日常の状態に戻るまでの一定の期間、神様と距離をおくために神棚封じを行います。
ただ、地域によっては家族での神棚封じをタブーとする地域もあり、事前に家族や親族の方にその地域の風習を確認されておくと良いでしょう。
〈神棚封じの手順〉
①神棚の神様に挨拶をします。
②誰が亡くなったかを報告します。
③神棚にお供えしている洗米や酒、榊などを全て下げます。
④神棚の扉を閉めます。
⑤扉の正面を隠すように白い半紙を貼り付けます。もし半紙がない場合は、白紙でも大丈夫です。
※神棚の前にしめ縄を付けている場合は、注連縄にテープを使い白い半紙を貼り付けます。
神棚封じの封印を解くのは忌明けとされている50日目になります。網棚は家の中の神社となるので、仏教を信仰している場合でも神棚に関しては神道の
考えをとりましょう。
なお、父母の場合が50日、祖父母の場合は30日間と神棚封じの期間が異なるなどの地域もあり、習慣に従うことをおすすめします。また、忌明けで
封印を解くときには、身を塩で清めてから礼拝しましょう。