新型コロナウイルス
感染予防に対する
館内の衛生対応とお願い
新型コロナウイルスによる感染症に罹病された方々に、心よりお見舞い申し上げます。 ライフガーデンではお客様と従業員の健康と安全を第一に考え、下記の通りより一層の衛生強化を実施しております。
-
①消毒液の設置
館内入口やトイレ、控室に消毒液を設置し、皆様にご利用をお願いしております。
-
②館内消毒の実施
館内は式場、ドアノブ、扉、エレベーターのボタン等、皆様が触れる機会が多い箇所を抗ウイルス能力に優れた消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)を使用し、除菌・消毒を実施しております。
-
③館内換気の実施
館内を定期的に換気させていただきます。そのため一時的に室温が下がる可能性がございます。
-
④式場内の椅子の配置
式場内の椅子はできるだけ間隔をとり、ご参列者同士が接近しないように配置いたします。
-
⑤スタッフのマスク着用
および健康管理来館者の皆様ならびに従業員の健康と公衆衛生を考慮し、当館スタッフはマスクを着用して勤務させていただきます。
また、手洗いや消毒を徹底し、出勤前の検温等の体調管理も強化しております。 -
⑥館内での料理提供の停止
感染防止のため、通夜、告別式の料理の提供をしばらくの間停止させていただきます。
-
⑦車輌へのお客様の同乗を
停止密室での感染防止のため、当社が手配します車輌(寝台車、霊柩車、マイクロバス)へのお客様の同乗はお断りさせていただきます。
-
⑧ご遺族・参列者の皆様へ
マスク着用のお願いマスクをお持ちではない方がおられましたら、スタッフまでお申し出ください。検温器も準備しております。
お客様と従業員の健康と安全のため
快適な環境づくりと安心できる
お葬式を
行っていただけるよう
努めてまいりますので、
何卒ご理解とご協力を賜りますよう
お願い申し上げます。
手洗いの重要さと葬儀で
お清め塩を使う意味
感染制御の父と言われたイグナッツ・フィリップ・ゼンメルワイス(Ignaz Philipp Semmelweis、1818.7.1生〜1865.8.13没)はハンガリー出身の医師で、「産褥熱は接触感染の病気であり、医療従事者に手の消毒を義務づけることでその発症率を激減させることができる」ことを証明して見せました。インフルエンザや新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ最も効果的な方法のひとつは、手を洗うことです。米疾病対策センター(CDC)は、せっけんを使って20秒間手を洗い、流水ですすぐようにつよく推奨しています。
手を洗うという文化として日本のお葬式では古くから手を清めるためにお清め塩というものがあり、現在でも各地で広く使用されています。お清め塩の由来として昔の日本では、天災や病気などの良くないことが起こった時、塩で身を清めて厄を逃れるという風習がありました。特に、神道では「死」を穢れたものとして捉えられていたため、葬儀後は穢れを取る目的で海に入ってみそぎを行ったり、体に塩を振ったりして身を清めたと言われています。古来の日本では神道信者の方が多かったため、その名残が「お清めの塩」として残っています。さらに、昔は現代に比べて衛生的な環境が整っていないという背景も加わり、腐敗を遅らせたりする効果がある塩を振る行為には、大変重要な意味があったようです。
医学会から批判され続けながらも公衆衛生の重要性を発見し、自らの死後も多くの命を救うことになった「イグナッツ・ゼンメルワイス」と、日本古事記にて殺菌・消毒効果があることが証明されている「お清め塩の文化と歴史」。
この二つの諸説から共通して言えることは、命を守るための行動ということだけではなく、正しい情報を判断した上でまず自分を律することが、肉体的にも精神的にも大切な人を守ることにつながるのだということです。
先人の教えを時代や環境に合わせて柔軟に変化させていくことは大切ですが、今一人ひとりができることを確実に、粛々と、徹底して継続していくことが、私達の最も重要な課題なのですね。